100年ライフ.comの山本です。最近、メルマガが途切れがちなのはお許しください。
さて、100年ライフでは、中高年の起業をひとつのテーマとしてこれまで考えてきました。そこに今年の初めにコロナが直撃してきたわけですが、これをどうとらえればいいのか整理してみたいと思います。
起業を考えたときにコロナはプラスであると考えられる点は少なくありません。まずは市場です。消費者の行動はこれまでと大きく変わり、世の中のニーズも変わっています。恐らく、ポストコロナとなっても完全に元には戻らないでしょう。これは新しくビジネスを立ち上げるにはいい機会と考えるべきです。新たなニーズをつかむために、今、に対応できるサービスを提供できればビジネスの立ち上がりは早いはずです。
競合の視点から見ても、新たにビジネスをスタートするにはチャンスといえるでしょう。多くの中小企業は今のコロナの状況で困っています。コロナ倒産は実は今年はあまり増えていないようです(https://diamond.jp/articles/-/250801)。しかし、とりあえず借り入れでしのいでいるのと、あとは大変な状況で正規の倒産の手続きも踏めていないところが少なくないのではないかという話もあります。商店街に行ってもなかなか賑わいは戻っておらず、シャッターの空いていない店舗も少なくありません。ということは、例えば店舗を借りるにしても良い条件で借りられるでしょうし、居ぬきのものも少なくないでしょう。アルバイトのリソースだって、余剰のようです。競合が弱っている今は、差別化とか競合優位性とかの視点から見ると、起業にはチャンスであるということができると思います。
ですから、ウィズコロナを想定したビジネスモデルを展開できるとすれば、今は将来に向けての起業のチャンスといえるのではないでしょうか。但し、ウィズコロナからポストコロナに変わっていくときに、どのようにビジネスを変えていくのは初期の段階で考えていかなければなりません。
100年ライフ.comの活動としては、今こそ、こういうことをディスカッションする場を持ちたいと思っています。ただ、我々の当面のビジネスモデルはワークショップベースなのでウィズコロナとなっていないのが残念です。Zoomを使ってということも検討はしていますが、いまいち、どのように盛り上げていくかは少し検討が必要な状況です。いずれ、いいタイミングでオンラインかオフラインのオフ会をやれればと思っていますので、その際にはよろしくお願いします。
次回のメルマガからは、2回前(そうとう前になってしまいましたが)また、今の状況を加味したリスクについて書いていきたいと思います。